「メルカリ」事始

「メルカリ」を始めたのは，2017年の春だったでしょうか。7年目になります。
今年，メルカリは10周年だそうですから，新参者だと思っていた当方もぼちぼち中堅でしょうか。現在取引件数は1100件ほど。売る方が９割方です。

現在のロゴは，開始当時よりも平面的かつシンプルになっています。

7年前は，娘が日用品をこまごま取引しており，大きい物ではピアノを売却したりもしていました。

定年間際のオジサンがやることでもないなと思いながらも，興味半分で始めてみました。
長年生きて来ますと，不用品がいろいろ溜まっています。
従来の感覚ですと，不用品をリサイクルショップなどに出しても，二束三文。手間がかかるから捨てた方がマシかという感じでした。

昔，仕事で約１年暮らしたアメリカでは，各家庭で時々ガレージセールなるものをやっていました。

Garage Sale In Monroe  by  John Beagle  with CC-License Attribution

自宅のガレージや庭に不要物を並べて売っていました。商売というより，見知らぬ人とのコミュニケーションを楽しんでいる感じでした。日本の田舎ではまず無理です。世間体もありますし，大体勝手に道路にガレージセールの看板なんか上げたらお巡りさんに叱られそうです。

バカスカ消費するイメージのアメリカ人ですが，消費が多い分，使い回しも多いのでしょう。一方，日本人は新品好きです。かつては使えるものでもバンバン捨てていましたが，一時期はリサイクルショップが繁盛し，現在ではネットオークションやメリカリなどのネットフリマが盛んになりました。

かつては，当方もリサイクルショップには持ち込みましたが。イヤになるほどの安さ。捨てるよりはマシか？という感じで，タダでも誰かが使ってくれれば良いか？くらいの精神安定的な行為でした。それに比べ，メルカリではマトモな値段で売れます。とあるリサイクルショップでは引き取りを拒否され，別の大手リサイクルショップで2千円の査定のデジタルビデオデッキを出してみましたら，直ぐに約2万円で売れました。これには驚きました。もっと高くても良かったのかな？と思いましたが，けっこう高額商品でも面白い様に売れましたので，いっぺんにハマりました。

メルカリの取引手数料は10％。今となってはやや高いかなと思いますが，当初はタダみたいに思いました。従来のリサイクルショップの感覚では取引手数料は90％という感じでした。100円で売ったものが1000円以上で店に並んでいる感じでしたから。

メルカリを始めるまでは，捨てたものも多かったのですが，「もったいないことしたなぁ」と反省しきりでした。

現在もぼちぼち続けています。
当分は日記というよりも，過去の取引で感じたことや，気をつけている事などを，順不同で書いてみたいと思います。